産後クライシス未遂のリアルな日々。2年かけて脱出しました!

21歳ぐらいのときから夫と一緒にいますが(今28歳)

 

一昨日言われた一言が、好きとか愛してるとかいう類の言葉よりずっと嬉しかったので書き記します。

 

「オレの成長を待っていてくれてありがとう」

 

って言われた・・!

 

涙が出るほどうれしかったです。

 

******

一昨日、夫と2人で「産後クライシス」について話していました。

 

我が家は1人目の出産後、

 

「産後クライシス」の状態に入るか入らないかギリギリのラインだったと思います。

 

なんと夫は、一昨日の時点で産後クライシスという言葉を知りませんでした。

 

妻側にとってはごく当たり前の言葉ですが、

 

知らない夫たちも多い・・のかな、

 

うちの夫がポンコツなのかな。笑

 

わかりませんが、

 

産後、夫婦仲が一気に変わったという共通認識はあり、

 

現在の良い状態まで戻せたのは本当に幸運なことだ、と思います。

 

産後クライシスというと、夫婦間の愛情が冷めることを指すらしいですが

 

我が家の場合は、一方的に私が夫のことを好きじゃなくなった、という感じだったと思います。

 

ここで重要なのは、「好きじゃなくなった」のであって、「嫌い」なわけではないということ。

 

夫は、私が育児だ仕事だと言って夫のことにまで手が回らないことに対して寂しさのようなものを感じていたようで

 

だからと言って私を助けようという考えにも至らず

 

どちらかというと、「好きだよ」みたいな口頭の表現をして何かを埋めようとしていました。

 

(そしてその度に、「私のこと好き好き言うなら、皿洗って洗濯して子どもを風呂に入れてよ!それができないんだから、その言葉もどうせ口だけでしょ!」などと私にわめき散らされていた夫。かわいそうに。笑)

 

そもそもうちの夫は家事育児が得意ではなく、

 

何かやろうとしても何をどうすればよいかわからない上に、

 

基本は「家事育児=やりたくないこと」なので

 

なかなか手が付けられなかったんですね。

 

ちなみに夫、娘のことは好きです。

 

でも好きという感情と、育児という実務はまた別なんですよね、見ている限り。

 

好きならやれるでしょ?

 

って私は思っていたんですけど、たぶんそれは違うのです。

 

例えば私は、仕事をすることは大好きだけれど

 

毎朝晩、満員電車で通勤するのは泣きたくなるほど嫌です。

 

だけど、夫はそれを難なくやってのけます。

 

満員電車も別にさほど苦じゃないそうです。

 

夫が家事育児に対して抱えている感情も、私が満員電車に対して抱えているそれと同じ感じ。

 

私のことも娘のことも好きだけど、家事育児をするのは泣きたくなるほど(・・かはわからないけど)嫌だ、と。

 

私が夫のことを好きじゃなくなったのは、

 

「私のニーズを一切汲んでくれない!」という思いが家事育児を通して強まっていったからで、

 

その上、夫は仕事を好きなだけやって家では自分の時間までしっかりあるのに私にはそういう自由が一切ないからで、

 

全体的に、夫に対する「あなただけずるい!」という感情で狂いそうになっていました。

 

私が会社員だった頃、15時間以上働くことも頻繁にあって、ベビーシッターさんを雇い、ときには子連れ出勤をし、何とか仕事を成り立たせていたのですが

 

私の仕事以外の時間は全て、家事育児に費やされていました。

 

夫は、私もシッターさんもいない数時間だけ育児担当。家事は一切やらず、育児も、ただ見ていて写真を撮るぐらいのものでした。

 

さらに、私が仕事を辞めざるをえない状況になってから、ますます夫のことが好きじゃなくなりました。

 

夫がもっと家事育児をしてくれれば、収入のいい私の仕事を続けることができたのに、

 

という思いが強まりすぎて変換されちゃって、

 

「夫のせいで私は大好きな仕事を辞めなきゃいけなかったんだ」

 

と、夫を悪者にして何とか自分の頑張りを正当化しようとしてしまったんですね。

 

それに拍車をかけるように、夫もまた、

 

「お前にはキャリアがない」

 

「お前の学歴があれば何かいい仕事あるだろ?」

 

などと言ってきました。

 

だからーー

 

実際前職ではあなたより稼いでたでしょ!?昇進してたでしょ!?!?

 

それを辞めざるをえなくなったのはどうしてか考えたことある!?!?!?という話で、

 

全く夫の神経が理解できなかったし、

 

どんどん好きだという気持ちは薄くなっていきました。

 

唯一相談した、信頼しているある人にも、

 

「別れて地元にでも帰れば?」と言われて揺らぎました。

 

私は自分の戸籍にバツがつくことを特に恐れてはいないし(いまどき珍しくもないですし)

 

幸せな母子家庭で育ったせいか、片親であることも問題だと感じないタイプなので

 

それもありだなぁと考えました。

 

限られた人生を、こんなに通じ合わない人と過ごすなんて無駄だ!!って。

 

でも、

 

夫のこと、嫌いにはならなかったんですよね。

 

だからもはや直感でしかなかったのですが

 

「やれるところまでやってみる」と決めました。

 

それでもダメなら別れようって思って。

 

様々試行錯誤して、やれるところまでやってみた結果、

 

「オレの成長を待っていてくれてありがとう」という一昨日の言葉を引き出すに至りました。

 

産後クライシス未遂から、夫婦仲が良いと思える状態に至るまでに、2年ほどかかりました。

 

夫は、未だに家事も育児も大してやりませんが(もう私もあまり求めていませんし。)

 

性格は前向きになり、家族の将来のことも見据えるようになり、収入も多くなり、

 

どんどん良い方向にいっています。

 

自分の成長を、自分自身が1番感じているんだと思います。

 

紆余曲折を経て、夫とは何とか話が噛み合うようになりました。

 

産後クライシスの何がツライって、

 

お互いの間に分かりあおうという愛情がないために、全然話が通じないことがツライよ!!!!

 

今は話し合い、喧嘩もし、

 

平日も休日もギスギスすることなく平和に過ごして、

 

「私たち、夫婦仲良いよね」

 

って言えるまでになりました。

 

夫は私が耐えて、試行錯誤して夫婦関係を改善しようとしたことを今になって理解して

 

「オレの成長を待っていてくれてありがとう」

 

って言ってくれました。救われた気持ちになりました。

 

私から夫に対しては、

 

「私の気持ちが戻るまでずっと好きでいてくれてありがとう」

 

という気持ちでいっぱいです。

 

2人目が生まれたらどうなるのか、

 

青森と東京の遠距離婚になったらどうなるのか、(2017年1月に私と娘は青森に移住、夫は仕事があるので東京に残ります)

 

未知ですけれども。

 

産後クライシスでお悩みの方がもしもいらっしゃるならば、

 

別れるだけが選択肢じゃなく、

 

こうやって関係を修復した夫婦もいるよ、と知ってほしいです。

 

もちろん、別れた方がいい場合もたくさんあるとは思うけれど、

 

直感や本能に従うべし!!

 

正解なんてないんだから。

 

 

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執筆者:MIKA TANAKA