女性の働き方を考えるおすすめ本まとめ(随時追加)

★育休世代のジレンマ

~女性活用はなぜ失敗するのか~

中野円佳

 

出産を経て初めて自分が女性であることを意識せざるをえなくなる。こういう感覚になる女性も一定数いる思います。男性たちと肩を並べて思いきり頑張ってきて、仕事も意欲的に取り組んできて。昼夜なく働いて、仕事でも認められて。

でも、出産した途端に、まるで別の人間になってしまったみたいに上手くいかなくなって。あ、これは私のことです。苦笑

今でこそフリーランスで働くことを選んで正解だった!と思っていますが、企業にいたときには本当に色々つらかったし、やめる決断だって吐くほどつらかった!だって頑張ってきたことがゼロになる感覚だったので。(実際はそんなことはなかったけど。)

この本は子育て中の女性の働き方について考えたいという人にはおすすめですし、何より男性に読んでほしい!!!正直、中に書いてあるデータっていうのは、ワーキングマザーからしたら「当然そうだろうね、予想通りだわ」っていうものしかないんですよ。でもそれを企業人の人たちが知らないのが問題なのだと思います。

 

★保育園義務教育化

古市憲寿

 

テレビにもたまに出ている、古市さんの本です。テレビの画面の中ではふざけた若い研究者って感じですが・・この本の中身は全然ふざけてません。古市さんがママたちの味方でいい人に見えます!

タイトルだけだと、「すべての保護者が無理やりにでも子どもを保育園に入れる必要がある」という主張に見えなくもないですが、違います!週に1回、数時間だけ保育園に通わせる、という選択肢ももちろんありだと古市さんは述べています。

古市さんが提言する「保育園義務教育化」は実現されるにしてもまだ時間はかかりそうですが、こんな考え方もあるのだなぁとぜひみんなに読んでほしい!!!情報量が多くて普通に勉強になる本です。

 

★Lean in

シェリル・サンドバーグ

 

日本で働く女性は悩んでいる。じゃあ、男女平等っぽいイメージのアメリカはどうなんだ?と資料を探していてこの本に出会いました。アメリカでも、働く女性は同じような問題に直面することが多いようです。

FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグさんが書いた、全世界で売れている本。

個人的には、「あ、こんなすごい人でもぶつかる壁は同じようなことなんだ」という安堵感もいただきました。

「成功と好感度は、女性の場合は反比例する」というようなことも書かれており、ビックリ。でも、わかる。会社にいたときのことを思い出すと。

次のリーディング講座はこの本にしようかなぁと思っている、読んでよかった本の1つです。日本語版もあるので、ぜひ読んでみてください!

 

★働くママが日本を救う!

~子連れ出勤という就業スタイル~

光畑由佳

 

私はこの本を、妊娠がわかって数日で入手して読み、出産後自分の就業の参考にしました。そして、子連れ出勤については失敗しました。

光畑さんの会社では子連れ出勤が成功しているので、参考になると思います!私は、「なるほど、こういう働き方もありなのか・・・」とビックリした覚えがあります。でも、光畑さんの会社は授乳服の会社でそもそもママウェルカムな場であること・子連れ出勤の人が1人ではなく多数いることなど、様々な好条件があるからこそ成功していると言えます。

子連れ出勤の選択肢は今後も社会に根付いてほしいと思うけれど、そのためにはs成功と失敗の条件も知った方がいいよなぁたぶん。

「子連れ出勤失敗談」という本を出版したいです!(今思いついたけど、子連れ出勤の失敗談については今後ブログで書いていこうと決めました)

執筆者:MIKA TANAKA