子どもを産んで、がっかりされたことはありますか?「期待に応えるゲーム」の罠

子どもを持つのが1番の夢で、

 

運良く、早めに実現できた私ですが

 

多くの人が子どもの誕生を祝福してくれる中、

 

ある人から、

 

「(残念そうに)母親になっちゃったのかー。ミカちゃんは外務省にでも入って活躍すると思って期待してたのに」

 

と言われたことがあります。

 

小さい頃から私のことを知っている方に。

 

ちょっと勉強ができて、ちょっと英語が得意→外務省で活躍!とつながる

 

ザッツ田舎のご老人クオリティーなわけですけれども。

 

そのときは子どもが生まれたばかりで幸せいっぱいすぎて

 

そこまで悪い思い出としては残っていなくて

 

でも、なんとなく気まずく笑って、なんとなくその後引きずったことを覚えています。

 

その方は素直な気持ちを言ってくれただけであって、

 

おそらく他にも、私に対して同じような気持ちを抱えていた人もいると思うんです。

 

母子家庭であんなに学費かけて東京の私大に行かせてもらったのに、結果が主婦?みたいな。

 

何のために勉強してたの?とか。

 

どうやって周りに恩返しするつもりなの?とか。

 

こういうのが自分の中で引っかかるっていうのは、要は、

 

私自身が自分に対して思っていたことを他人の口から聞いただけだった、ということですよね。

 

私、ちょっと思ってましたもん、やっぱり。

 

バリバリ働いて仕事を軌道に乗せるべき時期に出産しちゃったなぁ・・とか。

 

これで仕事をペースダウンして昇進なんかが遅れるようなことがあったら取り返しがつかないなぁ、とか。

 

親や周りの人たちに恩返しするって決めていたのに、それが遅くなるようなことがあっちゃダメだ・・!とか。

 

これらの考え方が、私の判断を鈍らせる一因にもなっていました。

 

せっかくいいポストをもらったのに辞めるなんてありえない、と前職では固執してしまっていました。

 

・・ダサい。ダサすぎた。

 

「期待に応えなきゃ!」みたいな姿勢、

 

かっこ悪いんですよね。

 

「期待に応えなきゃ」と「期待に応えたい」には雲泥の差があります。

 

「期待に応えなきゃ」って、あなたは、今すぐ死ぬことを期待されたら死ぬんですか?というレベル。

 

それこそ、あなたの人生を誰かに決めさせて、

 

その決められた人生に則るように心身消耗しながら努力して

 

結局、そんな努力が実らなくなった日に

 

「期待してたのに」

 

の言葉に心をガシガシ揺さぶられて人生に絶望して、自分に絶望して、

 

あぁ自分はなんてダメなやつなんだ・・とか言うんでしょう?

 

バーカバーカ(自分に言ってる)

 

自分で作った超難解な「期待に応えるゲーム」に、

 

自分で罠を仕掛けていたことを忘れてるんです。

 

制限時間内にクリア出来なかったらゲーム内で爆弾が爆発して何もかもなくなるっていう罠。

 

爆発して何を思うかが重要ですよね。

 

もう、何もかも終わりだ。自分も終わりだ。って絶望するのか

 

それとも、「自分が作ったゲームが壊れた。ちょっと難しすぎたか!次は楽しいゲームを作ろう」って考えるのか。

 

ゲームが何度爆発しても、「自分」は残ってるんです。

 

この感覚で生きていきたいって思います。

 

また新しいゲームを作るもよし。

 

作らずフワフワ生きるもよし。

 

 

 

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執筆者:MIKA TANAKA