【Zoom運用】新ビデオ機能と壁紙設定で会議の雰囲気に変化を:Zoom最新アップデート情報②

いつもお世話になっております。

こちらは、私たちZoomオペレーターが日々のサポートから、お伝えしたいZoom機能やちょっとした情報をお伝えしていくページです。

今回も前回に引き続き、4月にアップデートされた最新情報から。人物を際立たせるビデオ機能、AIコンパニオン使用時の利便性向上、組織やチームでのミーティング時に有効な壁紙設定機能についてご紹介します。


※記事作成時、バージョン6.0.0

ビデオ用のポートレート照明

新機能の「ポートレート照明」は、自動的に背景を暗くし、自身の顔を明るく照らすことができます。

設定方法:

  – Zoomの設定メニューを開き、「ビデオ」タブを選択します。

  – 「マイビデオ」セクションにある「ポートレート照明」にチェックを入れる。

ミーティング中のAIコンパニオンの管理

AIコンパニオン機能は便利ですが、ワンクリックで無効にすることも可能です。

「AIコンパニオン」をクリックし、「すべてを無効にする」を選択して、AI機能をオフにします。

Zoom Supportには「これまでに生成された会議資産 (録音、概要、トランスクリプトなど) を削除するオプションがあり、これらの資産が会議後に意図せずに誰かと共有されることがないようにすることができます」と記載がありますが、「削除するオプション」について、現在確認ができておりません。こちらの機能については、わかり次第お伝えいたします。

ミーティング中の AI Companion の無効化と削除
主催者、共同主催者、および参加者 (主催者がいない場合) は、ミーティング中にすべての AI Companion 機能を一度にオフにすることを選択できます。さらに、これまでに生成された会議資産 (録音、概要、トランスクリプトなど) を削除するオプションがあり、これらの資産が会議後に意図せずに誰かと共有されることがないようにすることができます。これらのオプションはデフォルトで主催者と共同主催者が利用でき、参加者も無効化をリクエストできます。ミーティングの主催者または共同主催者のいずれかが不在の場合、どの参加者もアセットを無効化および削除できます。

(出典:Zoom Support

マルチスピーカービデオレイアウト

今回の最も大きなアップデートはこちらですね。

「マルチスピーカー ビデオ レイアウト」は、誰が話しているかを瞬時に識別できます。このレイアウトでは、話している人が自動的に大きく表示され、他の参加者は小さく表示されます。5人以上参加している場合に有効な機能です。

使用方法:

1. 会議画面の右上にある「表示」ボタンをクリックします。

2. ドロップダウンメニューから「マルチスピーカービュー」を選択します。

この操作により、以下の画像のような表示が可能になります。

(Zoomアプリの「新機能を確認する」より)

カスタマイズ可能な会議の壁紙

会議の背景をカスタマイズして、プレゼンテーションやチームミーティングを個性的に演出することができます。Zoomはさまざまなプリセット壁紙を提供しており、自分でアップロードすることも可能です。

設定方法:

1.  会議画面の右上にある「表示」ボタンをクリック。「ミーティングの壁紙設定」を選択します。

2.一覧にある画像から選択します。

Webブラウザにてログインし、「アカウント設定」から壁紙を追加することも可能です。

「アカウント設定」→ファイルをドラッグ&ドロップまたはファイルを選択で追加します。

以上、今回は前回に引き続き、最新アップデート情報をご紹介しました。

ポートレート照明やマルチスピーカービデオレイアウトで会議の雰囲気を向上させたり、AIコンパニオンのオフ機能が簡易化されたり、カスタマイズ可能な壁紙で会議をパーソナライズしたりと、さまざまな場面で活用できる機能が追加されました。

確認ができなかった機能については、わかり次第記事にしていく予定です。

それでは、みなさんのZoomライフがよりよいものになりますように!

※掲載内容は、記事作成時点のものです。Zoomのバージョンアップや使用デバイスによって、実際の画面や機能は異なる場合があります。ご了承ください。

執筆者:MIKA TANAKA