【Zoom運用】スムーズな進行に使える!リアクション機能と「すぐ戻ります」機能

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こちらは、私たちZoomオペレーターが日々のサポートから、お伝えしたいZoom機能やちょっとした情報をお伝えしていくページです。

Zoomの最新アップデート(バージョン6.1.0、2024年6月17日リリース)で、リアクション機能が強化され、新しい「すぐ戻ります」機能が追加されました。これらの新機能を活用することで、より円滑で効果的な会議参加が可能になります。

※記事作成時、バージョン6.1.0

リアクション機能の強化

リアクション機能は、会議中に音声を使わずに素早くフィードバックを送る方法です。「拍手」や「いいね」などの絵文字を使って、発表者への反応や同意を示すことができます。これにより、会議やオンライン研修などへの積極的な参加が可能になり、主催者も参加者の反応を確認しながら安心して進行できます。

新しいキーボードショートカット

今回のアップデートで追加されたキーボードショートカットは、キーボード操作を主に使用する方にとってはうれしいですね。

1.リアクションパネルを開く:

  – macOS: Shift+Command+Y

  – Windows: Ctrl+Shift+Y

2. 特定のリアクションを送る:

  – 拍手:macOS: Option+Command+4、Windows: Alt+Shift+4

  – いいね:macOS: Option+Command+5、Windows: Alt+Shift+5

  – ハート:macOS: Option+Command+6、Windows: Alt+Shift+6

  – 笑顔:macOS: Option+Command+7、Windows: Alt+Shift+7

  – 驚き:macOS: Option+Command+8、Windows: Alt+Shift+8

  – お祝い:macOS: Option+Command+9、Windows: Alt+Shift+9

(ショートカットキーが使えると、スピード感あるリアクションができていいですよね)

リアクションの表示について

リアクションには2種類あり、それぞれ異なる用途があります。表示時間が違うので、ホスト側からすると「他にも話したいことがあるのかな?」「消す方法を知らないかも?」と思ってしまいますよね。

表示時間については、以下のとおりです。
• ミーティングリアクション(絵文字):約10秒で自動的に消えます。

• 挙手や意思表示アイコン:自分またはホストが取り消すまで表示され続けます。

(挙手:ホストが取り消せます)

(意思表示:「はい」「いいえ」などのボタンは本人しか取り消せません)

これらを使い分けることで、状況に応じた適切なコミュニケーションが可能になります。

「Be right back(すぐ戻ります)」機能の追加

「Be right back」は、一時的な離席を他の参加者に知らせる新しい意思表示アイコンです。この機能は、特に長時間のミーティングや、多人数が参加する研修などで役立ちます。

使用方法

1. ミーティング中に「リアクション」ボタンをクリックします。

2. 「Be right back」アイコンを選択します。

離席中のアイコンは、画面左上に表示されます。

離席中であることは、「参加者一覧」からも確認できます。

3. 席に戻ったら、「戻ってきました」をクリックして状態を解除します。

活用シーン

たとえば、画面をオフにしている参加者がいる場合、状況が把握しづらくなります。このような時に「すぐ戻ります」機能を使用してもらうことで、状態を把握でき、スムーズな進行に役立ちます。

また、画面オンの場合でも、参加者が多い場合などは、全員がホストの画面に入り切らず、知らずに声をかけてしまう場合もあるかもしれません。この機能は、「戻ってきました」をクリックしなければ表示され続けるので、急遽、席を立たなければならない場合も便利です。

以上、今回はリアクション機能の強化と「すぐ戻ります」機能の追加についてお届けしました。

今回のアップデートでは、マルチスクリーンモードという新機能も追加されました。この機能を使うと、複数の参加者が同時に画面を共有できるようになり、より多角的な情報共有が可能になるとされています。しかし、実際に試してみたところ、期待通りの表示ができませんでした。この機能については、詳細が確認でき次第、使用方法や注意点を含めて、改めて記事にてご紹介いたします。

それでは、みなさんのZoomライフがよりよいものになりますように!

※掲載内容は、記事作成時点のものです。Zoomのバージョンアップや使用デバイスによって、実際の画面や機能は異なる場合があります。ご了承ください。

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執筆者:MIKA TANAKA