6歳の長女に「仕事だから仕方ないでしょ!」と言ってみたら・・・

以前2泊3日の海外出張があることを伝えたときの反応が面白かった!
長女は何でもよくわかってる。
思ってもないことを言うとすぐバレる。

目次

私はよく単身出張します

普段私と子どもたちは青森に、夫は東京に住んでいるので、
東京に出張するときはなるべく子どもたちも連れて行くようにしています。

が、東京以外の都市や海外への出張には連れて行かず、
子どもたちは青森で私の母や親戚と待つか、
夫のいる東京で待つかどちらかです。
青森で待ってる率が高い。

昨年は一番長かったのが5泊6日のアメリカ出張で、
ちょっと心配ではあったんだけど、半年以上前から、
「5月にアメリカっていう国に行くんだよ〜ワシントンDCは地図だとここだよ〜
毎日Zoomできるよ〜LINEもできるよ〜日本が朝のときワシントンDCは夜なんだよすごいでしょ〜
ばあちゃん(私の母)とMおばちゃん(親戚)とKさん(親戚)が一緒にいるし、
Hさん(ご近所さん)も遊んでくれるって!」

などなどを子どもたちに伝えていたので、苦言はあったものの、笑
無事に家を出て出張を完了することができました。

もちろん、私の母や親戚やご近所さんや
こども園の先生たちのサポートにはもう感謝しかないです・・・!!!

今回は、子どもたちの反応の話。

「出張も仕事なんだから仕方ないでしょ!!!」と言ってしまった

来月フィリピンに出張があり、そのことを子どもたちに伝えたところ、
まず次女(2歳)の反応はいつもながらドライ。「いってらっしゃーい!」以上。助かる。

でもこの次女も実は色々思うところがあるのでしょう、
大体私の出張中に高熱を出すので、ちゃんと見てあげなきゃと思います。

問題は長女です。「私も行く!連れてって!飛行機乗りたい!」から始まり、
「行かないで!!嫌だ!!!わーーー(泣)」と、
まぁ毎回なんですがひとしきり泣き叫ぶんですね。

何回このシーンを繰り返そうと、
目の前で我が子が泣き叫ぶのに慣れるってことはなかなかなくて、
少々心が痛くなりながらも、

「フィリピンの人に○○を紹介する仕事なんだよ!(+詳細)」
という仕事内容の詳細を伝えてみたり、

「次は飛行機に乗ってどこの国行きたい?一緒に行こうね!!!」
とやや話を逸らしてみたり。

手を替え品を替え、長女が納得するように話してみたりもしたのだけど、、
なかなか納得しません。

それで納得しないまま、数日間その話を断続的にしていたのですが、
何日か目にその話の途中で私、めんどくさくなったんでしょうね、

全く思ってもないのに、
「もうーーー仕事なんだから仕方ないでしょ!!!」
って言っちゃったんです。(何なら行きたくて仕方ないのに笑)

「ママの仕事って遊びみたいなもんでしょ!
(涙)楽しいんでしょ!(怒)」

「仕事だから仕方ないでしょ」という私の発言の直後に
長女から返ってきたのがこの言葉。

「だってママの仕事って遊びみたいなもんでしょ!楽しいんでしょ!!」
とこれまた泣きながら言うではありませんか。

 

実は以前長女は、ある大人の人たちに
「パパとママが毎日頑張って仕事をしてくれているから
あなたはご飯を食べたりお出かけしたりおもちゃを買ったりできるんだよ」
という内容のことを聞いて帰宅したことがあって、それを私に言ってきたんですね。

「パパとママが頑張って働いてるから私のおもちゃ買えるんでしょ?」のような感じで。

ニュアンス的に、「パパとママも我慢して一生懸命働いているんだから、
あなたもわがまま言わずに我慢しなさい」というようなのを感じたんですよね。
真意はわかりませんが。

それで瞬時に思ったのは、
「『私のために頑張って働いてくれてる』とか『私も我慢しなきゃ』って思われたくないな。」
ということでした。

だからこう言いました。
「えーーでもママはお仕事がとっても楽しいしな〜
やりたくてやってるしな〜
何かを我慢して一生懸命働いてるって感じじゃないかも〜」
って。

子どもたちには、働くのは楽しいって思ってほしいし、
頑張るよりまず夢中になってほしいし、
「生きるためには我慢して働いてお金を稼がなきゃ」なんて思ってほしくなくて。

たぶん長女はそのとき私が言ったことをちゃんと覚えてたし、
理解していたんだと思うんです。
だから、バレた。めんどくさくなって、適当に話を終わらせようとしたことが。

 

そしてちょっと感動して、もう一度ちゃんと伝えた。

私、長女からそんな言葉が出たのが嬉しくて、ちょっと感動して、
もう一度ちゃんと話そうと決めて話しました。

大好きな仕事でフィリピンに行くこと。
外国でお仕事をするのが夢の1つで、大学でもそういう勉強をしていたこと。
寂しい思いをさせちゃう点についてはごめん!ってこと。など色々。

「ママの仕事って遊びみたいなものでしょ」発言から、
私もごまかさずに話すようにしたからかな、
長女はわりとすぐに納得しました。

ごまかそうとしちゃダメですね、本当に。
子どもたちは何でもわかってる!そう痛感した出来事でした。

子どもたちは、わかってる。伝わってる!

私は普段一日中仕事のことを考えているので、
子どもたちのことに集中する時間はたぶん短い方だと思います。
だけど、私が伝えることを、子どもたちはちゃんとわかっているし覚えてるんですよね。

それがとっても嬉しい!!

子どもたちとちゃんと関係性を育んでいくのに必要なことの1つが、
やっぱり「正直さ」とか「誠実さ」なんじゃないかなと思うんです。
子どもたちと嘘がない関係でありたいし、子ども扱いして適当に話すのも避けたい。

これまでもできる限りそうしてきたつもりなのですが、今回の一件で改めて思いました!

今日もうちの娘たちは、かわいくて、うるさいです。

そしてかわいいです。

 

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執筆者:MIKA TANAKA