「盗撮」されたことはありますか?
・・・まぁ、ないですよね、普通は。笑
スーパーハードモードだった前職(スタートアップ企業)で
私は「いつも監視されている気がする」「盗聴されている気がする」という観念から
逃れることができない日々を過ごしていました。
なぜそう思ってしまったのかというと
社員全員がライバル関係だったので
いつもお互いの粗探しをしているような場で、
互いの悪いところを探すのに全員が躍起になっていたからです。
これも上の経営戦略の1つだったのです。
超つらかったけど、超成長した実感があります。
店舗の清掃をしていて机の上にアリより小さなゴミでも見落としてしまった日には
「掃除をさぼっています」と社長に報告されてしまうような現場です。
社員や社内関係者とする全ての会話は、当然、
全員に聞こえていると考えるしかありません。
良いことを言って擦り寄ってきて私から「会社にとって不利益な」発言を引きだし、
「ミカさんがこんなことを言っていました」と上に報告されたり
辞める直前には私は完全に悪者になっていたので(例えば横領したとか大きなミスをしたとかそういうことは一切ありませんよ。ただ、サボり魔で仕事ができなくて責任感のない会社の「ガン細胞」のように扱われていました。今思うとすごいな)
仕事中にいつトイレに立った、今はノートに何か書いているようだ、2時間ほどPCに向かっている、等
行動を監視され、全て報告されているようなこともありました。(そして監視係は絶妙に、私が監視されていることに気付くような動きをするんです。精神的苦痛を与えるためでしょう。)
今になってやっと笑えます。私は犯罪者か何かだったんでしょうかね。笑
で、挙句の果てに、好ましくないシーンを盗撮されました。
どんなシーンを盗撮されたかはさすがに会った人にだけ言いますが、
もうその動画が流出しても別にいいや、と思っているので
今この文章を書いています。
明らかに「異常」なんでしょうけど
私は社内のみんなの真剣さも知っているので
それでも、誰も悪くないと思っています。
いい子ぶっている感じに見えますかね、
でもホントなんです。
私はそこに居たくなかったし、もう居られる心身の状態じゃなかったので
抜けただけです。
「前の会社にも上手く行って欲しいです!」などと
以前は書いたような気もしますが、
今はどういう気持ちかというと、興味がないです。
中で1人だけ尊敬していた人がいて、
その方にいつかまた成長した私で会いたいな~というのが
前の職場に対して唯一思うことです。
そんなこんなで、激務と家事育児の両立という難題をクリアできなかった私は
心身が崩壊したような状態で仕事を辞めました。
辞めたのに、「監視されている」「盗聴されている」という幻想から
なかなか抜けることができませんでした。
今も前職場の比較的近くに住んでいることも影響したと思います。
窓からのぞかれている気がしてカーテンを閉め切って生活してみたり、
自宅に盗聴器が付けられているような気がして家中のあらゆる電源の周りを調べてみたり、
それなのに、「引っ越す」という判断ができなかったんです。
脳が正常に働いていなかったと思います。
監視・盗聴という幻想が完全に抜けたのは、
ここ半年ぐらいのことです。
ずいぶん長い間、引きずりました。
だから前の仕事を辞めた後に、
別の会社で働くことなんて考えられませんでした。
心身病んで動ける状態じゃなかったということが一番大きいですが、
その、「監視されている」という思いから、
もし私が別の会社で働くことになったら「あいつは裏切り者だ」と前職の人たちに思われて、
あることないこと、新しい会社に吹き込まれて、続けられない状態にさせられるんじゃないかとか。
それこそ、盗撮された動画をネット上に流出させられたりして
私は社会的に抹殺されるんじゃないか・・・とか。
(実際は社会的に抹殺されるほどの映像じゃありません。)
とんでもない被害妄想なんですが
本当にそう思っていたから会社員として転職することは眼中にありませんでした。
だから自分でお金を稼ごうと思ったし、
何か1人でできることを考えようと、自分のスキルの中では使えそうだった「英語を教える」というのを選びました。
会社員を「卒業」して、これから起業家としてがんばりますっ★みたいな起業家さんとは
私はちょっと違うんですが。
結果として今の道を選んですごく良かったと思っています!!
具体的にどうやって監視・盗聴の恐怖から抜け出したかと言うと。
ステップ1:盗聴器・カメラなどが仕掛けられていないことを確認して安心する
ステップ2:自分が今できることで動き出す。
私の場合は自営業でお金を稼ぎ始めること。
経済面で問題がないならば、働く必要はありません。
家事育児・趣味などに没頭してみましょう。
ステップ3:監視・盗聴されていても別に問題ない、と認識する
これは人によりますかね。
私自身は思ったんです。
例えば盗聴されていたとして、盗撮されていたとして。
その音声や動画がネット上に流出したとして。
大して問題ではないなぁ、と。
仮にセクシュアルな動画が流出したとしても
もう開き直れるだけの心の余裕が、
今の私にはありますので。
犯罪行為に手を染めているわけでもないですし。
こうやって幻想から抜け出し、
今に至ります。
私にとって、起業は救いの道でした。
これからもずっと起業家であり続けるかは、また状況によるなぁと思っていますが
今はすごく気に入っています。
必要な人に、私のような働き方の選択肢を届けたいなと思っています。
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