生の始まりも終わりも、日常のすぐそばにあって、尊い。

実は数日前に、1歳の次女が救急車で運ばれました。

熱性痙攣を起こしちゃって。

初めてのことに焦り、

そして日曜日だったこともあって

救急車を呼びました。

 

 

次女は先週から体調を崩していて、熱も高かったのだけれど

まぁ子どもにはよくあることなので

仕方ないなと様子を見ていて(病院にも行きました)

日曜日にですね、

なんと熱性痙攣を起こしてしまい。

幼児の10~15人に1人は経験するものらしいので

結構なったことある方もいらっしゃるかもしれませんが

長女はなったことがないので私は未体験。

本当にビックリしました・・・。

授乳中に突然クタっとなって

目が上の方を向いて

ピクピクと小さく震え、

名前を呼んでも反応せず・・・

みるみるうちに唇が青くなって、

 

 

死んじゃう・・・!!!

 

 

って、本当に思いました。

ほんの1分弱の出来事だったはずですが

もう生きた心地がせず。

 

 

その後、痙攣することはなく、

昨日には熱も37度台まで下がって

ご飯もお代わりして食べ

長女と鬼ごっこをして爆笑し

戸棚という戸棚を全て開ける

おなじみのいたずらも再開しました。(元気すぎる)

 

 

今回のことで

やっぱり死ってとても身近な、日常の延長上にあるんだなぁって

思いました。

これは、子どもを育てるようになって初めて持った感覚です。

乳幼児って、その辺に放っておいたら

数分で命を落とす生き物なんですよね。

ペットボトルのふたを飲み込んだら死んじゃう。

包丁の入った戸棚をロックし忘れたら死んじゃう。

階段の上から転げ落ちたら死んじゃう。

スーパーの駐車場で手を離したら車にひかれて死んじゃう。

ドラマチックなことは何もなく、

ただ、スッと簡単に命が消えてしまいます。

日常の延長上に、普通に「死」があります。

 

 

これ、死だけじゃなく、誕生時もそうだなぁって思います。

出産はお母さんも赤ちゃんも命がけ!とか

よく言いますけれども、

私の感覚では、出産って命がけだけど日常の延長上にある体験でした。

間違いなく痛かったですが(笑)

でも、なんというか、この世のものじゃないってほどではなく

この世の痛みであり、

生まれた瞬間には日常の延長上にある最高の喜びを味わえるって感じ。

出産も、死も、突然どこかから降ってくるイベントじゃないんだよね。

全部、日常の延長。

だからこそ出産も死も含めて、日常は尊いなぁと感じます。

 

 

 

そんなことを感じ、

ただ元気にニコニコ笑っているだけで

次女が可愛くて仕方ないこの数日!

自分も、子どもたちも、

今こうして生きていられることに

とてつもない喜びを感じています。

ありがとう、ありがとう、ありがとう!!!!!

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(次女はっち、なんだか変な顔w)

 

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「ねぇね!」と呼んで大好きな姉と戯れています。

執筆者:MIKA TANAKA