子育てに「親の時間」は必要か?

親にとって、多くの場合母親にとって、

働きながら育児をする・育児をしながら働くというのは

一筋縄では行かないことが多いです。

「あーあ、一難去ってまた一難だわ・・・」

というどんよりな日もある。

「うるさくて仕事にならん!」

って日もある。

先日私のコンサルを受けてくれているママ起業家さんが、

お子さんの体調不良でお休みされました。

私はこういうときいつも、

お子さんよりもママの方を心配します。

(お子さんのことはママが心配するから大丈夫だと思ってる)

子どもの体調不良なんてよくあることで、

たまたまそんな日だったんだ、仕方ない!って

すぐ切り替えられれば良いけれど、

そのたまたまが、たまたま続いちゃって

何度もリスケになっちゃったりすると

もういいや。って気分になったりもするもの。

もう起業とかいいや。

もう好きじゃないパートの仕事でいいや。

もう自分の時間なんていいや。

いつか落ち着いたら。

いつか子どもが大きくなって時間ができたら。

・・・って

思ってる間におばさんになっておばあさんになって死ぬんですよ。(毒)

私だったら、後悔すると思うんです。

同時に、同志であるママたちが

自分の人生を諦めるのは悲しいなと思うし

私に何かできることはやりたい!と思います。

子どもの体調不良のときに自分の方を心配されると

救われた気持ちになるという経験を何度もしてきたので、

そのように対応しています。

 

こうやって子どもの体調不良ひとつをとっても

迷うことだらけ、面倒なことだらけ。

 

女性も男性もガシガシ稼いで

育児を全部外注しちゃえばいい!という考え方もあると思います。

でも、

「その方が親たちが精神的に安定するのであれば」

「その方が子どもにとって良いって確信しているのであれば」

という条件付きだと思うんです。

 

 

私自身は、私自身のスペックと環境と状況と気持ちにおいて

子育てには「親(保護者)の時間」が必要だと考えています。

手をかける時間。目をかける時間。一緒に同じ空間で過ごす時間。

じっくりと最善の方向を選ぶ時間。

保育園やベビーシッターさんではない、

ママ・パパとの時間です。

私は私の母と同居していますが、

私の母と子どもたちで過ごす時間がメインになるのも

現時点では不自然な感じがします。

 

 

だから子どもとの時間が削られるような仕事の仕方はしない。

それが私の、今の答えです。

(とか言って、保育園には週5通わせてますから、

他のママから見たら十分外注してるのかも!笑

都会のフルタイムのワーキングマザーと比べれば

子どもとの時間を取れていると思います。)

 

 

でも私は欲張りでもあるので、

納得のいく仕事もしたいのです。

もちろん、私の母や、親戚や、保育園や、ベビーシッターさんなど色々な人の力を借りて。

それでも量勝負で頑張れる時期じゃない今なのだけど、

自分の限界に挑戦したいです。

そして、それが可能だと確信しています。

1人じゃできないけど、仲間とだったらできると思う。

私だけで勝つことはできないけど

仲間たち全員が勝つことならできると思う。

そして現状私はそう信じられるいくつかのチームに参加しているので(子育てを助けてくれる人たちも含め)

なんてありがたいんだ、って日々思います。

私が自分の描く未来を諦めるということは

イコール

日本の全ワーキングマザーの未来を諦めることだ!

ぐらい思っています。

(相変わらず大げさで恐れ入ります。笑

が、本当に、近い感覚を持っています。)

 

 

まとめますと、

私は自分の子育てにおいて、特に乳幼児2人のドタバタな今は

親(保護者)の時間が必要で、

でもれは仕事をセーブするってことではないとも思っています。

そしてこの考えを実現するために私が選んだ最善の形は

「起業・リモートワーク・地方移住・親と同居・夫と別居婚」

でした。

でも必ずしも起業しなくたって、リモートにしなくたって

夫と別居しなくたって、大丈夫。

 

 

全てのママが、自分の最善を見つけられますように。

安心して、自分の世界を作っていけますように。

私はオンラインの学びとリモートワークのフィールドで

仕事を続けていきたいと思っています。

執筆者:MIKA TANAKA