いつもお世話になっております。
こちらは、私たちZoomオペレーターが日々のサポートから、お伝えしたいzoom機能やちょっとした情報をお伝えしていくページです。
今回は、「チャット使用を禁止する方法」について。テキストの文字編集ができたり、LINEのように絵文字でリアクションができたりと、今年になってさらに使い勝手がよくなったチャット機能。
しかし、会議中にダイレクトメッセージのやりとりがあったり、気軽にコピー&ペーストで外へ持ち出せたりと、情報漏洩のリスクもあります。また、そもそも誰でもチャットができることで、集中力の低下を招く可能性もあります。
ということで今回は、チャット機能を使用しない方法をお届けします。
※記事作成時、バージョン5.15.2
目次
ミーティング開始後にチャットを禁止する方法
まずは、ミーティング開始後にツールバーから設定変更する方法です。
方法は2つ。
1.「セキュリティ」から設定変更する
「チャット」のチェックを外して完了です。
2.ホストの「チャット」から設定変更する
チャットを開き、「…」をクリック。
「該当者なし」を選択します。
完了です。
チャットが無効になると、参加者の画面に「チャットが無効」と表示され、メッセージを入力することができません。
ちなみに、チャットの有効/無効の範囲には種類があります。
[参加者に許可するチャット相手] の種類
・該当者なし: 全員に対してミーティング中のチャットを無効にします。
・ホストと共同ホスト: ホストと共同ホストのみが全員にメッセージを送信できます。 この設定を有効にしても、参加者はホストに非公開メッセージを送信することができます。
・全員: 参加者は公開メッセージのみを送信できます。 公開メッセージは、すべての参加者に表示されます。 この設定を有効にしても、参加者はホストに非公開メッセージを送信することができます。
・全員(非公開メッセージを含む): 参加者は公開または非公開でメッセージを送信できます。 公開メッセージは、すべての参加者に表示されます。 非公開メッセージは、特定の参加者に送信されます。
(引用 Zoomサポート)
チャット禁止を基本設定にする場合
また、今後すべてのミーティングにてチャット機能を使わない場合、Zoomのブラウザ版にログインして設定変更する必要もあります。
ホストを含め、全員のチャットを禁止にする
「アカウント設定」にて「ミーティングチャット」をオフにすると、
この設定をすると、ホストを含めた全員がチャットを使用しないことになり、ツールバーからもチャットマークが消えます。また、この設定後にZoomミーティングを開始した場合、途中からチャット機能を復活させることができません。ご注意ください。
参加者同士のチャットを禁止にする
こちらもZoomブラウザ版にて設定をおこないます。
1.「アカウント設定」から「ミーティングチャット」がオンになっていることを確認
2.「ミーティングチャット-ダイレクトメッセージ」をオフにします
これで設定完了です。
参加者画面を見ると、
送信先が全員またはホストのみ選択できるようになり、参加者へのメッセージは送信できません。
以上、今回は「チャット使用を禁止する方法」をお届けしました。
機能拡大のイメージが強いZoomですが、先日のアップデートでリモートコントロール権限を参加者に付与しない設定が可能になるなど、「できない」設定も出てきています。
開催内容や状況に応じて、主催者・参加者双方が安心できる環境を整えていきたいものですね。
それでは、みなさんのZoomライフがよりよいものになりますように!
※こちらで紹介する内容は、掲載当時のものです。Zoomのバージョンアップ、使用デバイスなどにより、実際の画面と異なる場合があります。ご了承ください。
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