ストーカー的、絶望感の乗り越え方。

今、挫折感や絶望感の真っ只中にいる方へ。

あなたが苦しんでいることも

きっと時間が解決してくれます。

 

 

突然なんですが

私、ストーカー体質なんです。

 

遠距離恋愛中、

毎日彼氏(関係悪化していて結局すぐ別れた)に手紙を書いて

すごい厚さになったものを送りつけたり、

別れた恋人の家(引越していてもう住んでいないって知ってた)に行って外から眺めて

1人で感傷に浸ったり、

ストーカーみたいですよね!

いわゆる重い女でした。はい。

その時々で抑えられない気持ちを

どうにかしようとしてやっちゃってたんですが

まぁ振り返ると気持ち悪いぐらいで

別にたいして誰にも迷惑かけてないし

いいか!

時間が経つと、

そんな行動を取っていたことを

ちゃんと振り返って

「気持ち悪いな、自分」と冷静になり、

当然その頃の衝動やその人たちへの思いも

時間が解決してくれちゃっています。

 

そして私。

つい先日、元気にストーカー活動してまいりました。笑

 

 

あ、今回は恋愛じゃなくて

以前の職場周辺へのスト―キングです。

私は以前働いていたスタートアップで

本当に頑張りたいと思っていたので、

通いやすいようにと

メインの店舗の近くに中古マンションを購入し

今も住んでいるのです。

それで最近夜ジョギングをしているので

ふと気が向いてその店舗の方へ。

 

※私は産後1ヶ月半で職場復帰。

その後育児との両立が上手くできず

娘が1歳頃に退職しました。

その後、職場に近付いたことが

一度もありませんでした。

 

 

家からゆっくりと走り始めてからたったの15分で

職場付近に着いてしまって、

とても驚きました。

だって、子連れ出勤をしていたとき、

どんなに急いでも

家を出てから職場に着くまで

電車と徒歩で1時間以上かかっていたから。

 

そして15分で着くことに気付いたとき

ふと、

「もう乗り越えていたんだなぁ」

という感覚になりました。

 

私は前職を辞めたとき

とても傷ついていました。

もう自分の周りの全て、

もはや空気も痛いような感覚で

大きな挫折感を味わっていました。

 

あんなに頑張っていたことを、

あんなに頑張りたかったことを、

自分の至らなさのせいで諦めることになってしまった。

子連れの君には責任感がない。

子連れの君にはプロ感がない。

あなたはサボっている。

あなたはブスなんだから働くしかない。

すべての否定の言葉が身体中を駆け巡る現象は

辞めてからもしばらく続き、

とても近くに住んでいるのに

会社の付近に行くのが怖くて仕方なかったのです。

 

だけどふと気付いたら

当時できなかったことが簡単にできていて

当時よりずっと幸せな自分が居ました。

普段は過去の自分と今の自分を比べることは

ありません。

今の自分を味わうことに忙しくて

過去のことを考えようと思わないから。

でも先日ふと、

過去の自分と今の自分を比べて

ますます今の幸せを有難いと思いました!

 

店舗が見えるところまでくると

やはりソワソワしました。

同僚や知っているお客様が近くにいるんじゃないかと思い

持参したマスクをして

ちょっと速度を上げて

もう夜で閉まっている店舗の前を走り抜けました。

 

当時から少し変わった外観を見て

また感傷に浸りながら

家まで走りました。

 

コソコソしている自分を客観視して

ストーカーっぽいな、と思って

今この記事を書いています。笑

 

恋愛にせよ仕事にせよ、

無我夢中で没頭しているからこそ

離れた後にこだわりたくなっちゃう時期もあるのだと

私は思っています。

 

だけど多くは時間が解決してくれるから

とにかく前を見て、生きていくことが

幸せになれる方法なんだと思います。

 

会社から帰宅して夫に、

「もう(私を)殺してよ!!」

と叫んだことがあるほど追いつめられていたから、

生きていてよかったなぁって本当に思いました!

 

 

 

執筆者:MIKA TANAKA