私は昔から、大きな夢を見るのが苦手です。
幼稚園児のときから、たとえばセーラームーンになるというのは私にとって非現実的なことすぎて
なろうと思ったことがありませんでした。
みんな幼稚園の卒アルに「セーラームーンになりたい」って書いていて
セーラームーンになりたいなんてすごいなぁ・・と思っていました。
大人になってからも同じ。
たとえば今私は小さな会社の経営をしているわけですが
従業員を何千人も雇って、都内一等地の高層ビルに本社を置き、何百億・何千億と儲ける、
みたいなのは非現実的すぎて今の私には考えられません。
大きな夢を見る能力がありません。
学生時代には特に、大きな夢を語っている人を羨ましく思っていました。
なんでそんなこと思えるんだろう？って。
巨大な夢を語っている人たちは
※この「巨大」というのも私の感覚にすぎません
堂々としていて、キラキラしていて、
私の知能か何かが低いから夢を見られないんだと思っていました。
だけど本当は違います。
私は夢は叶えて当然っていう感覚が昔から強い方だったということと、
「今欲しいものを今手に入れる」というのを繰り返すのが私の夢の叶え方だったということ。
ただそれだけでした。
幼稚園の卒アルに「セーラームーンになりたい」と書いていた人は
誰1人セーラームーンにはなっていません。
音楽活動をしていたときに出会った、「俺の音楽で世界を救う！」みたいなことを言っていたミュージシャンは
今どこで何をしているかわかりません。
大きな夢を語るのはいいことです。
そうやって大きな夢を実際に叶えている人も、私はたくさん知っています。
でももしも私のように、大きな夢を持てない自分は劣っていると思っている人がいたら
それは違うよって言いたい。
バーンと大きな夢を見て、語って叶えていくパターンの人と
私のように、少しずつ、見えるなかで欲しいものを選んでいくパターンの人がいるのです。
私のようなパターンの人の夢を実現するためのポイントは、
「頻繁に背伸びをしてみること」
だと思っています。
どうせ見えるものしか手に入れられないんです、私パターンの人というのは。
だから、最大限にたくさんのものが見えるように
頻繁に背伸びをしておくことが重要。
こんなのもあるのか！背伸びすれば届くかな、どうかなー？ちょっとジャンプすれば届くかも・・えいっ！
というところをめがけてみるのがコツです。
私は自分の生徒さんに
英語で大きな夢を見せることはできません。
3ヶ月でラクラク流暢な英語を話せるように指導します！TOEICの点数も大幅にUPして、昇進・海外赴任・海外との取り引き・海外移住などをすぐに叶え、誰もが羨むような、心身ともに豊かな生活を送れるようにしてあげましょう！
って言えるもんなら言いたいけど。
それはできません。
厳密には、3ヶ月でTOEICの点数を大幅にUPさせることも流暢な英語を身につけることも可能ですが、そのためには生徒さん自身の取り組みの本気度がかなり重要になってきますので、とてもじゃないですがお約束はできません。
こんな風にふんわりした募集をしているものだから、
最初は、生徒さんたちのモチベーションとしても
「英語ができるようになったらいいなー」
「英語の本を読めたらいいなと思って。」
「SNSのコメントに英語で返信できたらなー」
みたいなものがほとんどです。
「絶対に短期間で英語を習得して、仕事で活躍したい！」という人はごく少数です。
だけど3ヶ月、一緒に英語を学んだら、
みんなそれぞれが、また違う夢を見つけているんです！
何となく英語を学んでおきたい、ぐらいのモチベーションだった人が
仕事に生かすために海外の現場を見に行こうと思ってる！とか
ずっと英語嫌いだったから克服しておきたい、というモチベーションだった人が
国際部の人と対等に仕事ができるようになりたい！と言い出したりとか。
みんな、少しだけ背伸びをして私の講座を受講したことで、英語でできることが増え、
その結果、次の夢ができたのです。
この仕事をやっててよかったなぁって心から思います。
昨日Talky World Onlineという月1開催しているイベントをやったのですが
そのときに参加してくれた人も、「もっとできるようになりたい！ワクワクしてる！」っていう感想をくれました(^^)
昨日のTalkyの様子はこちらー！
https://youtu.be/mgDvjP96rYk
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