足りない実力を、そのまま入れさせてもらった唯一の曲。Immutable A(2011年発売アルバム”today’s”より)

2011年3月26日、私はインディーズでCDを出しました。

 

そして、レコ発ライブをもって、活動休止にしました。(仕事・学業に専念するため)

 

正直、全国流通CDを作るほどの音楽的実力・集客力等はもちろんなく。

 

だけど出させてもらいました。

 

出すにあたって、敏腕プロデューサーさんが

 

ドン!パン!ガチャン!!っと

 

私の曲を「何とか流通させてやってもいいレベル」まで

 

変えてくださいました。

 

バンドメンバー・サポートメンバー・プロデューサー・関係者が狭いスタジオに集まり、鬼のような編曲作業。

 

「形にする!」という目標がなければ

 

あんなにダメ出しをしてもらう機会もなかったし

 

客観的に自分の音楽を見ることもできませんでした。

 

そのプロデューサーさんと関係者の皆様には、本当に感謝しています。

 

たくさんのプロフェッショナルと応援者さんたちのおかげで全国流通のCDを発売できて

 

本当に良かった・・・!!!!

 

だってそのとき妥協して自主制作とかにしてたら、おそらくこうやって

 

5年後に振り返るようなこともなかったと思うので。

 

当時の私には、「人生の軸」みたいなものが圧倒的に足りなくて

 

プロ達が良いと思うものを良いと考え、

 

自分の思いや意見を押しこめる傾向が今よりずっと強くて。

 

なんだかわかんないうちに

 

自分が生み出したものが美しいドレスを着せられて

 

それで満足しちゃっていたところがあって。

 

でも本当に私の音楽を、私が表現したかったものを応援してくれる人たちは

 

「前の曲調の方が好きだったなぁ」と

 

率直な感想を寄せてくれていたりして。

 

そこでハッとしました。

 

なんで私はこうやって音楽で表現活動を始めたんだっけ・・・

 

私が表現したいものはなんだったっけ・・・

 

CDが出来上がってからも、

 

無事に工程が終了した安堵感と、

 

自分が作りたいものを作れなかったんだ、という事実に対するモヤモヤとで

 

ごちゃごちゃした気持ちでいました。

 

そして今に至る。

 

でドンパンガチャン!の編曲がなされなかった曲が3曲中1曲だけありまして。

 

それがImmutable Aという曲です。

 

荒削りな感じがかわいいけど恥ずかしいです。

 

動画の後に解説を載せますので

 

音楽だけ聴きたい方はお先に動画をどうぞ!

 

 

*************

 

秋になると思い出す曲です。

 

好きな人がいて、でも叶わない恋で、

 

でもそういうときに限って

 

優しい人が現れる。

 

優しい人(秋風)のことを歌にできたら

 

この苦しい気持ちも収まるかもしれないけれど

 

でも結局、好きな人が好きなんだ・・・!

 

という曲です、はい、若くてお恥ずかしい。

 

なんでImmutable Aという曲名かというと

 

Immutableは「不変の」みたいな意味で

 

Aというのはドレミで言うとラを表していて

 

曲の最初から最後まで一定の調子で高音のラを鳴らしているので

 

このように名付けました。

 

一貫して、私は好きな人が好きなんだ!という思いと重ねて。

 

ちなみに私は実体験しか歌にできなかったので

 

(あ、他人への楽曲提供はまた別です。)

 

これは実体験なんですけれども

 

夫は登場しないんですね、

 

だけど昨日ImmutableAの解説を夫に求められて

 

なんか気まずいやら恥ずかしいやら。笑

 

あ、CDにした3曲の音源が欲しい方には

 

無料で送りますので

 

planet.plan.123@gmail.com まで

 

お気軽に住所とお名前をお送りくださいませ~

 

友人・知人の皆さまは、

 

会ったときに言ってくれればお渡ししますー!

 

ということで、たまに挟もう、音楽シリーズ。

 

英語もよろしくお願いします♪

 

 

 

 

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執筆者:MIKA TANAKA