娘たちよ、ワガママな人になれ!母を乗り越える静かでドラマチックな日々

私に対して実母が

 

「あんたは母親になる準備ができていないんだよ!」という言葉をくれた怒り事件、(→この記事

 

その数週間前に

 

私の方から母にある思いをぶつけていたことが

 

母の正直な気持ちを引き出すきっかけになったと思います。

 

それは、

 

「私はお母さんや先生たちに

素直に従いすぎて、

自分の本当の思いを押し込めて生きていた。

それがずっと自分を苦しめていたし、

そこから脱するのに

すごく時間も労力がかかった。

だから、娘たちには、

多少人に迷惑をかけてでも

自分の思いを貫くワガママな人に

なって欲しいと思っている」

 

これ、母にとっては、

 

自分の子育てや人生を否定されたような感覚だったんじゃないかなぁと思うんです。

 

もちろん、私の思いの中では、母の子育てや人生を否定するつもりは全然なかったですけどね!

 

小3で父が病死して以後、ずっと母子家庭だったにもかかわらず、

 

私は、すごく「きちんと」育てられました。

 

それは母がバリバリ働きながらもきちんと色んなことをしてくれた、という意味で

 

そんなきちんとした頑張り屋の母を喜ばせたくて私もなるべくきちんと、

 

「成績優秀・文武両道・素直で育てやすい子」

 

であろうとして頑張っていました。

 

そんな自分自身と母親を振り返ると

 

すごく愛しく感じるし、

 

全力で私たち姉弟にパワーを注いでくれた母には感謝でいっぱい。

 

でも、その中で、自分の本当の思いや感情を抑えてとにかく頑張ればいい、って考えて苦しむ自分が出来上がってしまったのも事実。

 

母の子育てが悪かったなんて微塵も思っていなくて

 

ただ、母との関わりの中で育まれた私は、

 

気付いたらそうなっていた、というだけです。

 

一生懸命子育てをしてきた母としたら、

 

「お母さんのせいで苦しかったんだよ!」「お母さんの子育てが悪かったんだよ!」と言われた感覚になったかもしれないなーって。

 

そんなこと、一言も言ってないけど。

 

「娘たちには、ワガママな子になってほしい」という私の発言は、

 

そもそも、少し気難しいところがある長女と私の関わり方に対して母が苦言を呈してくれたときに

 

私が伝えたことです。

 

母は、長女が良い子じゃない面を見るとあからさまにイライラしています!

 

なんで「きちんと」育てないの?という感じだと思う。

 

特に長女の難しい面が出たときに、

 

「あんたの育て方がそうさせてる」

「それはあんたが悪い」

 

ってよく言われます。笑

 

(でも私はそもそも長女のその面を悪いと思っていない)

 

きちんと育てたはずの我が子が

 

まじでテキトーな子育てをしている、笑

 

この状況が許せないのかも。

 

母の気持ちを憶測しても仕方がないので、

 

とにかく、私は私の思いをこれからもぶつけようと思います。

 

母は母で、色んな形でぶつけてきてくれると思うし

 

そのプロセスを通して

 

母と私はもっとよい関係になれそう!

 

母と意見が異なる度に泣いて疲れ果てていたほんの数ヶ月前からずいぶん成長した私、

 

違いを受け止めることに慣れてきています。

 

ずっとこだわってきた「母」を、

 

母になった自分が乗り越える、

 

静かで地味でありながら

 

なかなかドラマチックな日々だなぁと思っています。

 

 

 

私が仕事中に

 

プリキュアをエンドレスでさせられる母。笑

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執筆者:MIKA TANAKA