ロールモデルを追わない自由を、全部引き受けよう!

先日、私が住む青森県八戸市の

ラジオ番組に出てきました。

「ロールモデルPR事業〜仕事と生活の両立実践者紹介〜」

ということでお声掛けいただいて。

(なんと15分×4回に渡って

放送していただけるそうですーーー!わーい!

八戸の方、

BeFMで5/12,5/19,5/26,6/2の

(土)16:30~だそうですー!)

 

 

でもその場でまずお伝えしたのは

「私、たぶん両立してません」

ということで。笑

(関係者の方、本当にごめんなさい。

優しく受け止めてくださって

ありがとうございます!!!!!)

 

 

ロールモデルPR事業ということで

自分の生き方を取り上げてもらえたのは

とても嬉しく、

多様化する現代に

色々な生き方を紹介する番組ってすごくいいなぁと思いました!

 

 

と同時に、

今の時代、ロールモデルなんてない、

というのが私の考えです。

 

 

昔は、いい大学に入って

いい会社に勤め、

女性ならスペックの高い男性と結婚することが

20〜30代の成功ロールモデルでしたよね。

多くの人はそれが「正解」って思っていたんじゃないかな。

私はつい5年ぐらい前までそう思っていました。

 

 

「生き方が多様化する」というのは

ロールモデルがたくさんできるってことじゃないんです。

「人の数だけ生き方がある」ということです。

誰かや何かを目指す時代は

もう終わったんだよね。

 

 

つまり、

「誰かを目指さなくていい。

あなたらしく生きていきましょう。」

 

 

これ、よく聞くフレーズで

その通りだと思うんだけど

文脈によっては

なんだか逃げている感じがしなくもないです。

 

 

というのは、

確かに誰かを目指さなくていい「自由」が

今の私たちにはあり、

何かを選んでも、選ばなくてもいい自由があるのだけれど

それってつまり

自分の人生をどうしていくのか

良いときもツラいときも

全部引き受けていきましょうってことなんです。

あなたがそのままでいれば

万事ハッピーなんですよ、ってことじゃないの!

「あなたらしく」を全部引き受けていますか?

今のままでいっか、と妥協している(逃げている)だけになってしまうなら

それは悲しいことだなぁと私は思います。

 

 

ロールモデルを追って頑張って上手く物事が進んでいるときって

何も考えなくていいからラクなんですよね。

でも多くの場合、途中で上手く行かなくなって

辛くなる。

ロールモデルの道筋から外れてしまったりするのだけど

目指している限りその道筋に戻って生きなきゃいけないから

どうしよう・・・戻れない・・・

でもあの道を歩いて行かなきゃいけないんだ・・・

どうしよう・・・

なんて私はダメなんだ・・・

私の人生なんて、最低だ・・・

あの人はあんなに上手くやっているのに・・・

って感じでとても苦しくなるんですよね。

本当に苦しいよね。

 

 

今、世界にはVUCAの時代が訪れています。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(不透明性)

 

この日経の記事などを詳しくはご覧くださいー!)

 

その中で多様な生き方を選ぶ自由を手に入れている私たちは

自分で生き方を作っていけるんだ!

自分で作れるのだから

ロールモデルはいらないし

そんなのないと思った方がいいです。

VUCAの時代にロールモデルを目指すことは

私には苦しみの道にしか思えないのです。

激動・不確実・複雑・不透明な時代に

いくらロールモデルを目指して頑張ったって

届くかわからないではないですか!

その道が素敵なものかどうかさえ変動しますし!

それよりも今、どうしたいか、

自分はどう感じ、どのように未来を作っていきたいか、

常に自分と向き合って、

安心した状態から、自由に望む!

私はそうやって生きていきたいなぁ!!

 

そんな私も、

もちろん日々悩むし

「道なき道」を歩いている感じが

心地よい日もあれば

荒野に感じる日だってあります。

道なき道を歩くとき、

まずは無関係な人たちからこの言葉が降ってきます。

「それ、やめときなよ。変だよ!」

それをクリアした先には、周りの人たちから

「なんでそのやり方するの!?理解できない!!」

そこから対話して進むのです。

自分と異なる意見に触れながら

それでも、安心して、

自分の進みたい道を作っていくの。

 

 

昨日、八戸の尊敬している経営者、藤本さきこさんから

こんな言葉をもらいました!

(さきこさんのイベントに参加しました。)

「(社会の)常識を採用しないことですね。応援しています。」

 

あーーーーーー

 

最近苦しく感じたのは

常識を採用しなきゃダメと思ってしまっていたからだーーー!

と気付きました。

 

ロールモデルなき時代に

幸せに生きていくためには

常識も疑っていかなきゃですね。

そして自分で選んでいこう。

自由を全部引き受けよう!

執筆者:MIKA TANAKA