私の働き方改革②最近になって”Lean in”に影響されている話

みんなこのスピーチ、聞きましたかー??

シェリル・サンドバーグの2010年TEDスピーチ。

気に入りすぎて

主に女性のオンライン英語の生徒さんを巻き込み

一緒に暗記したりしています。生徒さんも気に入ってくれてます!^^

 

 

言わずと知れたFacebookのCOO、シェリル。

  1. Sit at the table(交渉しましょう。)
  2. Make your partner a real partner(パートナーを真のパートナーに。)
  3. Don’t leave before you leave(最後の瞬間まで留まりましょう。)

と、働きたい女性に向けてメッセージを送っています。

女性に対して、必ず働きなさいと言っているのではなく、

働きたい女性に向けてのメッセージとして上記3つを伝えています。

 

 

2015年の頭ぐらいに一度シェリルの著書”Lean in”を読みまして、

そのときは、「こんな優秀な人でも、母になって苦労したりするんだなー」という感想でした。

(日本語版)

 

(英語版)

 

だけど最近改めてこのTEDを聞いていたら

別の感覚が生まれてきました。

 

私は第一子出産後、勤務していたベンチャーの働き方についていけなくて

退職し、フリーランスになって、法人化したという経歴です。

最近改めてシェリルのスピーチを聴くまで

「私がついていけなかったのが悪かったんだ」

と思っていました。

私に能力がなかったから、根性がなかったから。

この、もはや信念に近い思いを持っていたことに

ふと気付いてしまいました。

 

Lean inの中にも書かれていますが

女性の傾向として、いつも自分の価値を少し低く見積もるらしいです。

逆に男性は、いつも自分の価値より少し高く自分を評価する傾向があるそう。

全ての人に当てはまるとは思いませんが、

私自身はおそらく、この女性の傾向に違わない性質を持っていると思います。

そう仮定したときに、

勤めていたベンチャーを辞めたときのプロセスの一部始終が

これまで捉えていたのとは全く別のストーリーに

見えてきてしまったんです。

これは、本当に衝撃的な感覚でした。

 

 

あのとき退職せざるをえない状況になった理由が、

私に能力がなかったからではなく、

私が自分自身の価値を低く見積もっていたから、だとしたら。

 

 

真実なんてあるようで無いし、

当然ですが元いた会社が悪いなんて全く思っていません。

ただ私自身の問題として、

理由が後者だとしたら生き方に大きく影響します。

そして、現時点では

理由は後者だな、という感覚が強くあります。

 

 

このスピーチ、女性にぜひ聞いて欲しいです!

Lean inもぜひ読んで欲しい。

女性が、特に「働きたい」と思っている女性が

安心して生きていける世界にしたいな。

そういう世界に向けて影響できる人になりたい、そういう人でありたい!

あなたはSherylみたいに優秀なのかと聞かれたら

残念ながらどこも足りてないというか。

でもこんな小さな小さな私だからこそできることもあると思いますので

引き続き、女性の生き方・働き方を

考えながら生きていきたいと思います。

まずは、自分が本当に欲しい生き方を

思うままに追求することですね!

社会の理想じゃなく、私自身の理想を体現すること。

執筆者:MIKA TANAKA