「守るために挑戦する」

約2年前、「リモート講師養成講座」を始めた頃、

私の1dayセミナーを100人以上の方が受けてくださって

たくさんの方々にお会いしました。

ほとんどの受講生が、自分より年上の方でした。

 

それでそのとき思ったんです。

 

「なんでみんなこんなに恵まれているのに

挑戦しないの!?

あとはやるだけなのに、

なんで踏み出さないの!?!?

ずるいよ!!!!!!!!!!」

 

 

って。ブログにその気持ちを正直に書いてSNSに載せたら

批判コメントと、温かいコメント、両方いただいたのを

今でも覚えています。

 

 

当時私は新しい事業を始めたばかりで

時間も、お金も、気力も体力も不安定で

そのことをいつも嫌だなぁと思っていました。

でも、「やってやる!!」とは思ってたので

第二子妊娠中にも関わらず

そこそこ無理をした状態で頑張れました。

しかしやっぱり、無理はしていたので、

モヤモヤして止まっている人に対して

「止まっていられる余裕があるなんてずるい!」

って思っていたんですよね。

私が止まったらタナカ家の財政が不安な状態だったので

止まれなくて、、、

って思ってたけど、

今振り返れば、止まりたいのに止まれる余裕がないから

余裕ある大人の方々を僻んでいた、に近い気持ちだったと思います。

このときの頑張り&踏ん張りがあったからこそ

今の私が在るとは思いますが、

あの頃止まりたければ止まってもよかったし

他の人に対して負の感情を発するというのは、

今ならやらないだろうな、と思います。

 

 

モヤモヤして悩んでいる大人の女性たちに

今ならこう言いたいです。

「守るために挑戦しよう!」

って。

一番守りたいのは、自分の子どもや家族や友達だと思います。

でもその近い人たちの未来を守りたいなら

今この瞬間だけじゃなく、未来の世界に少し意識を向けなくちゃ。

というか

自然とそっちに意識が向きませんか?

今を守りながら、未来に向けて挑戦していく大人って

かっこいいです。

今この瞬間を「守る」のと、

自分の安全に「しがみつく」のは

全くの別物です。

しがみついてる人は逆に、

私の価値観の中ではかっこ悪いです。

何かにしがみつきながら挑戦するってできないけど、

何かを守りながら挑戦するのは可能です。

 

 

2年間で少し大人になり

状況も変わった私は、

安全地帯がある人たちがなぜそこにしがみつきたくなるのかも

感覚として理解できるようになってきました。

それでもやっぱり、

挑戦する大人になろうよ!っていうのは変わりません。

私もそうするね!

失敗ばっかりだし期待を裏切ってばかりですが

毎日が感謝に溢れている今が大好きです。

守りたいものがあるからこそ、どんどん挑戦します。

執筆者:MIKA TANAKA