【Zoom運用】ミーティング開催中でも変更可能な設定とその方法

いつもお世話になっております。
こちらは、私たちZoomオペレーターが日々のサポートから、お伝えしたいZoom機能やちょっとした情報をお伝えしていくページです。

前回は、「ミーティング開始後には変更できない、重要な7つの設定」をお届けしました。今回は、事前の設定でオフにしていても、Zoomミーティング開始後に設定を変更できる機能についてお届けします。

※記事作成時、バージョン5.16.10

事前準備が重要。進行中に変更できる設定は少ない!

今回ご紹介するのは3つの機能。
さっそくZoomミーティング中の設定を変更する方法を見ていきましょう。
※Web版にて設定をオフにした後、Zoomミーティングを開始し、確認しています。

待機室の有効化

参加しようとしている人を一時的にお待たせするスペースです。ホストまたは共同ホストが許可をすると入室できます。この機能は、有料イベントや企業研修など、決められた人のみ参加できる有料イベントや研修などの際に有効です。全く関係のない人が参加するのを防ぎます。

【設定方法】

1.セキュリティアイコン、または「参加者」から「…」をクリック

2.表示されるメニューから「待機室を有効にする」を選択します

(セキュリティアイコンから)

(参加者一覧画面から)

完了です。

参加者の入室時ミュート設定の変更

設定することで、参加者を入室時に自動でミュートにします。これにより、ミーティングに参加する際に発する音が、他の参加者に聞こえることはありません。

特に、主催者やゲストの講演がメインで、質疑応答は最後に用意されている場合、参加者はしばらく声を発する場面がないので、この設定は効果的です。

最近では、入室時にミュート設定されているZoomミーティングが多いため、反対に入室時にミュートになっていないと、Zoomに慣れている方でも音を発してしまうことがあります。迷惑をかけてしまった! と参加者の気持ちを下げてしまわないよう、Zoomミーティングを開始した後は、まず、ここを確認しておきましょう。

【設定方法】

1.「参加者」アイコンをクリックして参加者リストを開きます

2.「入室時に参加者の音声をミュートにする」をクリックします

完了です。

画面共有

自分のパソコンやスマホ、タブレットの画面をリアルタイムで他の参加者と共有できる機能。画面や動画を見せながら説明ができるので、便利ですよね。こちらは、最初の設定では権限が「ホストのみ」になっている場合があります。

参加者に権限がないと、参加者が画面共有をクリックしても、「ホストは、参加者の画面共有を無効にしました」と表示されます。

設定方法は以下の通りです。

【設定方法】

1.「セキュリティ」アイコンをクリックします

2.「参加者」を選択します

完了です。

利用する頻度が多い画面共有。Zoomミーティング開始後に参加者に権限を付与できるのは便利なのですが、ミーティングのたびに「画面共有権もらっていいですか?」と声をかけて「あ、はい、すみません!」というやりとりをするのが気まずいなあと筆者は思うのです。

なので、画面共有権はWeb画面で「参加者も共有可能」にチェックを入れておきましょう。

(「管理者」の設定だけではなく、念のため「個人」や「グループ」の設定も確認しておきましょう)

以上、今回は「事前に行うべき7つの設定」についてお届けしました。
今回この記事を作成するために改めて確認をしてわかったことは、Zoomミーティング開始後に設定変更が可能な機能が少ないこと。スムーズで快適かつ効果的なZoomミーティングを行うために、ぜひ「Zoom開始前に」確認しておいてくださいね。
それでは、みなさんのZoomライフがよりよいものになりますように!

※こちらで紹介する内容は、掲載当時のものです。Zoomのバージョンアップ、使用デバイスなどにより、実際の画面と異なる場合があります。ご了承ください。




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執筆者:MIKA TANAKA