オンライン講座中級編の受講生さんから、
質問をいただきました!(^^)
Q.「英作文で表現したいことが上手く思い付かないとき、辞書などを見るべきですか?それとも自分の持っている知識の範疇でひねり出すべきですか?」
真剣にやっているからこそ出てくる疑問ですね。嬉しい!それに対する私の回答は以下です。
今回の設定としては、
中学生レベルの英語は十分にできるという方が、英語学習の一環で自由英作文の練習をしていて、そのときにどうするかという話です。
レベルによってはあてはまらないということをお伝えしておきます。
A.「自分の持っている知識からひねり出してください!名詞を辞書で調べるぐらいならよいですが、できる限り自力で!」
私が自力を推す理由は以下の4つです。
1.辞書を引いたり翻訳ソフトを参考にして英作文を書いても、結局忘れるから。
英作文のために調べたものって、大体すぐ忘れちゃうんです。
ノートに新しい表現をまとめて覚える時間を確保する余裕がある人以外は、英作文のときに辞書を引かない方がいいです。
せっかくの自由英作文の練習が、
ネット上にある答えを書き写して終わり、ということになりかねません。
2.会話のときは、google翻訳を開くヒマがありませんよ!
英語学習の目的の1つに流暢な会話習得を据えている方は多いと思います。
英作文は英会話の勉強にももちろんつながりますが、実際の英会話ではその場で翻訳ソフトや辞書を引く時間はないわけで・・
脳内の知識をひねり出すしかありません!
英作文のときにも、その感覚を持っておいた方が上達は速いです。
3.ネイティブレベルの表現力を目指すのは二の次!まずは「わかりやすい英文」を書くのが1番大切。
ネイティブが使用するようなナチュラルな表現を知りたいと思う気持ちは当然です。
しかし!
まず第一に身につけるべきなのは、
豊かな表現力よりも、「誰にでも伝わりやすい、わかりやすい英語を使う力」です。
私は今でもネイティブレベルの表現力があるわけではありませんが、
DVDや研究資料の日英翻訳や、
官僚の英語スピーチ作成など英語の仕事をしてきました。
その場で気付いたことは、
やはり、何よりもわかりやすい英語を使えるようになることが必要だということです。
そしてそうなるためには、難しい表現は必要ありません。
中学レベルの英語を使いこなせて、
あとは多少の単語力さえついていれば十分です。
官僚が国際シンポジウムでするスピーチでさえそんな感じなんです。
普段使う英語にそれほど難しい英語が必要なはずがありません。
4.日本語で思い浮かんだ表現が、そのまま英語に訳せるとは限らない。
例えば、
「めんどくさいなぁと思いました。」という日本語の表現を思いついたとき。
これをそのまま英語にするのはとても難しいです。
lazyを使おうか、be tired ofを使おうか・・なんかしっくりこないなぁ・・となるはずです。
そしたら私は、こうやります。
I didn’t want to do that.(やりたくなかった)
近い感覚の言葉を自分の知識の中からひねり出すことが必要で、
これは経験・勉強の進展とともにできるようになります。
だから、辞書や翻訳ソフトに頼らず自分で頑張ってほしいです。
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ということで、
英作文のときには辞書や翻訳ソフトに頼らずに知識をひねり出すのがオススメです!
そして並行して、
英語の本や雑誌などを読んだり、
参考書で勉強したりしながら、
表現力も磨いていくのがよいですね。
辞書や翻訳ソフトがなきゃとてもじゃないけど英作文できないよ・・という方は
まずは中学レベルの英語をおさらいしましょう!
私のオンライン講座は
初級OBW1で中学レベルを網羅し
中級OBW2で脳内から英語をひねり出す訓練をします。
次期10月スタート生の募集は9月頭から開始しますので、
お楽しみに♬
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