タクシーでのぼったくりに注意!

(こちらは、「ミカペンEnglish!」の過去記事です。 )

海外に行くと、交通手段としてタクシーを利用することも多いと思います。

そのときに運転手さんと必ず、

1、どこに行きたいか
2、料金はどのぐらいか

の2点を確認せねばなりません。

どこに行きたいかを伝えるときは、
★I want to go to (場所).
(〜に行きたいです。)

これで十分!

そして、国によってはタクシー料金のぼったくりが横行していて、特に日本人は狙われやすいので、
先に料金を確認した方がいいです!

★How much will it cost to get there?
(そこまで行くのにいくらかかりますか?)

それで、適正価格だったらそのままお願いすればいいし、高すぎると思ったら勇気を持っておりましょう!

事前にホテルの受付の人など信用できる人に大体の価格を聞いておくのがベストです。

★Can you go there for 30 dollars?
(30ドルでそこまで行ってもらえますか?)

のように、金額を指定して聞いてみるのもオススメです。

本当に大事です!
本当に本当に大事です!!
上記フレーズ、絶対覚えてください!

・・というのも、
私自身が海外でぼったくられたことがあるから( ; ; )

以下長くなりますが、ご参考までに。

ときは2008年、タナカミカ20歳、アメリカ留学の帰りに、中欧を中心に数カ国を周るバックパッカーの旅をしておりました。

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トルコを経て、電車でルーマニアに到着しました。
すると、めちゃくちゃフレンドリーな推定30歳ぐらいの若い男性が、英語で話しかけてきたんです。

男「Hey Miss! ルーマニアにようこそ!ホテルまでお連れしますよ!」

そうか、この国は、旅行者を歓迎するような人材を交通の要所に配置しているのか。すごいな〜嬉しいな〜

という、非常にアホな考えでそのフレンドリーな男性の言葉を受け止めた、若すぎた私。

タクシーに乗せてもらい、ホステルに向かいました。

すると、料金メーターが何やらおかしいのです。乗って数分なのに明らかに桁が多くて、払えないよ!という状況。

そこで私は男に言いました。

「高すぎませんか?払えません。おろして!」

怪しい、とやっと気付いた私。

「え?おかしいよね?こんな額払えるわけないでしょ!おろして!!」

と攻め込みました。

すると、その男は私にある紙幣を見せてきたのです。

旧ルーマニアレウの1,000,000レイ紙幣でした。

男「ルーマニアは通貨の桁が多いんですよ。この額払わないとタクシーに乗れません。」

すごく丁寧に言われ、怪しく思いながらもATMに寄ってある程度の額を下ろして支払いました。

怖くなってきていたので、その額が日本円にしていくらかも計算せずに支払いました。

あとから計算すると、なんと、新入社員の給料ぐらいの額でした。。。

この詐欺は、私の無知のせいで起きました。知らない国を何カ国も周るということで、どこの通貨がどのぐらいの価値なのか、覚えきれていなかったのです。

また、外国で人を信用しすぎました。一人旅では特に、自分のことは自分で守らねばなりません。

また、ルーマニアの状況に関して言うと、2005年にデノミネーション(通貨の変換みたいなもの)があって、

旧10,000レイ→1レウ
旧50,000レイ→5レイ

のように、紙幣が変更されたのです。

つまり、あの男が見せてきたのは旧紙幣。そんなことも知らずに私はルーマニアを訪れてしまいました。

そんなこんなで、○○万円失った私は、その後の約1ヶ月の旅を、非常に慎重に遂行し、無事に帰国しました(^_^;)

タクシーはどこの国でも気をつけた方がいいですよ!!

長くなりましたー!が、
今日の上の方に書いたフレーズ、
必ず覚えておいてくださいね*\(^o^)/*

写真は全部ルーマニア。
共産党時代の大きな建物が目を引きます。

でも初日にぼったくられているので、正直旅にも身が入らず、あんまり覚えてません。。泣

あ!一応フォローしておくと、アメリカで出会ったルーマニア人の友人はとても可愛くて、とーーっても優しくていい子でしたので、あまりイメージ悪くしないでくださいね!

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執筆者:MIKA TANAKA