ある市議会に、0歳児の赤ちゃんを連れて参加しようとした女性議員がいて、
結局それは許されず、開始が40分遅れた、ということがあったそうです。
議場に赤ちゃん「子育て女性も活躍できる場に」(毎日新聞2017.11.22)
私自身は、都内在住時に
待機児童・子連れ出勤・無認可保育所など
働く母親がぶち当たる問題の多くを経験してきました。
昨日の夕方テレビニュースでこの話が報道された時に
まず最初に
「この人の行動は不快だ」
と感じたんです。
その議員さん、議会中もその後の取材でも
泣いてました。
「かわいそうな母親」
「働く母親は苦労している」
そんなイメージがつくような報道。
おいっ!!
泣くな!!!!
(その時の本音)
その議員さん、きっと色々考えた上で
そうするのが最善だと判断して
子連れで議会参加しようとしたんだと思う。
でもさ、だったら泣かないでよ、というのが
私の率直な気持ちでした。
どうすることを選ぼうと、
自分の選んだことに自信を持って欲しかったなぁ、と。
「なかなか周りが認めてくれない」
「女性が働きにくい世の中だ」
って言う意見を、
この報道によって広くアピールできたかもしれないけれど
それじゃ世界は変わらなくて。
「なかなか周りが認めてくれない」
「女性が働きにくい世の中だ」
って言う状況を、増幅しただけです。
参加が認められなかった時に
「今回は認められないのですね、残念です。
でも、これから子連れ議員も参加できる仕組みを
作っていきたいです」
ぐらい強く行ってくれたらよかったのになぁ。
そして時間ぴったりに議会が始まったら
もっと多くの人に問題提起できたと思います。
男性社会のルールを守った上で
自分のやりたいことをアピールしたらよかったのに。
それが、今回の議員さんのやりたいことだったら、
という前提の上ですが。
私は普段からリモートで
大きな自治体の案件すら子どもをおぶって
仕事をしているわけですが
それだってちゃんと仕事として成り立つか
最低限気にしています。
リモートであっても
必要なときは必ず子どもを預けて仕事をしています。
男社会の仕事に参加しようとしているなら
ごく当たり前のマナーだと思います。
(ちゃんとしてますアピール)
ただ、
今回このニュースに私がイラっとした理由は
「母親も楽しく働けるよ〜」っていうアピールを
自分が日々しているのに、
なんだかそれに反論されたような気持ちに
勝手になっちゃったからに他なりません。
それから、自分が子連れ出勤をしていた時に
「プロ感がない」「子連れは責任感がない」
みたいなことを多々言われて
心身を病み逃げるように会社を辞めた
苦い思い出が蘇ってきたというのもあります。
つまり
不快感を感じたのは
私自身の問題であって
自分の外側にある問題ではない。
(今回の議員さんが悪いわけではない。)
自分の心の在り方1つで
苦しくない働くママライフは
絶対可能です!!!!!
なんだろう、社会にはびこる
「ママは苦労している」感。
私の周りのママ、働くママも含めて、
みんな楽しそうですよー。
ママに限らず、
働くことに関して何か不利な状況が訪れたとき
(病気とか、介護とか、色々と)
それをどう捉えるか、という話なんだけど
「ちゃんとやらなきゃ仕事にならない」
「ちゃんと仕事しなきゃお金を稼げない」
という思い込みが
みんなの中に大きくありすぎだと思う。
私もまだまだそう言うのあるから
日々思考のクセと向き合っているのですが。
今回のニュースに対して不快感を表明している人の意見を読んでも、
「働く母親はみんな大変な中を何とかしてやってるんだから
働く母親の評価を下げるような行動をするな!」
と言うのが多かったのだけど
それってみんなが「ちゃんとしよう」と
頑張りすぎてるんだと思うんです。
頑張りすぎるとどうなるかと言うと
ちゃんとできない人に対してムカつくんだよね。
一億総活躍社会を目指すより
一億総手抜き社会(笑)を目指した方が
実は豊かであたたかい世界になると思うなぁ。
私は、
乳幼児の子育て中だろうと
充実した仕事ができるって思っています。
そのやり方の1つがリモートワーク。
絶妙に手を抜けます!笑
移動とか必要ないし。
今回の議員さん、
オンライン・ママ大学で
政治の講座とかやってくれないかな!
熊本の緒方夕佳議員!お待ちしております!!!!(届けっ!)
リモート講師エントリーはこちらですー!!!!
https://mom-university.com/be-a-teacher/
そして、リモートと言う働く手段以上に大事なのは
心の在り方なんだよね。
「子連れで働くって大変!」
って思っている人の周りには
その根拠ばっかり集まってくるからね。
働く同志(ママ)たち、泣かないで。
毎日頑張ってるの、知ってます。
もう少しだけ気楽に生きても
十分楽しく生きていけるってことを
私は私の場所で表現していきます!
リモートワークで事業を始めたい方は
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