いつもお世話になっております。
こちらは、私たちZoomオペレーターが日々のサポートから、お伝えしたいZoom機能やちょっとした情報をお伝えしていくページです。
Zoomにはさまざまな機能がありますが、慣れ親しんでいる方でもあまり知られていない、でも実は便利な機能がたくさんあります。今回は、その中から、「リモート操作」、「個別にミュートできる/ミュート解除もできる機能」、および「レコーディング開始の音声を消す方法」に焦点を当てて解説します。
※記事作成時、バージョン5.17.7
自分以外の画面を操作できる「リモート操作」
Zoomのリモート操作機能は、画面共有している相手の画面やデスクトップを操作できる、非常に強力なツールです。この機能を利用することで、スライドや画面操作のサポート、協働作業などがよりスムーズになります。
操作する側とされる側の両方が直接的にコミュニケーションを取りながら作業を進めることができるため、リアルタイムでのフィードバックや指示が可能になり、作業の効率化にも可能です。
操作方法
まずは、リモートコントロールが可能な設定になっているか確認しましょう。
ブラウザ版にログインし、設定を確認してください。
(「ミーティング内(ベーシック)」にある「リモートコントロール」がオンになっているか確認しましょう)
それでは、ミーティング中の操作方法です。
1. 画面共有をされた状態で「ビューオプション」をクリック。
2. 「リモートコントロールのリクエスト」をクリック。
3. 画面共有者に「リモートコントロール」のリクエストが届きます。
4. 提示されたリモートコントロール権限を受け入れることで、共有されている画面を操作できるようになります。
リモート操作機能は非常に便利ですが、画面共有を行う際には注意が必要です。
特に「パソコンの画面を共有」を選択した場合、共有している側のデスクトップ上での操作が可能になり、ファイルの開閉などが行えるようになります。そのため、画面共有する際には、必要な資料や情報だけを共有するように心がけましょう。
デスクトップ画面を共有する必要がある場合には、見られても問題のない状態に整えておくことが大切です。これにより、プライバシーの保護とセキュリティの向上につながります。
参加者を個別にミュート/ミュート解除する機能
Zoomミーティング中には、参加者のマイクがオンの状態で不意の雑音が入り込むことがあり、これが原因で会議の進行が妨げられることがあります。
個別にミュート/ミュート解除機能を活用すれば、ミーティング主催者が参加者の音声をコントロールし、必要に応じて静かな環境を保つことができます。会議の品質を向上させ、参加者間のコミュニケーションを円滑に進めるため、ぜひ活用しましょう。
設定方法
1. Zoomミーティングの参加者リストを開きます。
2. ミュートまたはミュート解除したい参加者の名前の横にある「ミュート」アイコンをクリックします。
(ホスト画面:「参加者」からミュートしたい方のお名前にカーソルを合わせて「ミュート」をクリック)
「ホストがあなたをミュートにしています」と表示されますので、必要に応じて開始時などに状況に応じてマイクの調整をさせていただきます、などご案内しておくとよいかもしれませんね。
(参加者画面)
※全員をミュートするには、参加者リストの下部にある「全員をミュート」をクリックします。
ちなみに、あまり使用場面はないかもしれませんが、参加者が自分自身のミュートを解除できないようにすることも可能です。
【ミュートを解除できないようにする設定方法】
1.Zoomミーティング画面の下にあるミーティングコントロールから参加者をクリック
2.右側に出てくるバーの「…」をクリック
3.「参加者に自分のミュート解除を許可します」にチェックを外す
レコーディング開始の音声を消す方法
Zoomで会議やウェビナーを録画する際、録画開始と終了時にはデフォルトで音声が鳴ります。(「Recording in progress」と「Recording stopped」)。
おそらく同じように感じている方もいらっしゃるかと思いますが、この音声、けっこう音が大きいんですよね。場合によっては邪魔になることもありますので、必要に応じて無効にしておくと、よりスムーズに、かつ気になる音声通知なしで録画することができますよ。
設定方法
1. Zoomのウェブポータルにアクセスし、アカウントにログインします。
2. 「設定」を選択し、「レコーディング」タブに進みます。
3. 「レコーディング通知」で「対象者なし」にチェックを入れます。
これでOKです。
以上、今回は意外と知られていないけど便利なZoom機能をお届けしました。
これらの機能を上手く活用することで、より効率的かつ快適にミーティングやイベントを行うことができるでしょう。
それでは、みなさんのZoomライフがよりよいものになりますように!
※掲載内容は、記事作成時点のものです。Zoomのバージョンアップや使用デバイスによって、実際の画面や機能は異なる場合があります。ご了承ください。