日本人は「英語ができる人」がすごいと思い過ぎです。もはや神格化しているように思えることもあります。
・子どもへの英語教育に熱心「すぎる」風潮
・英語の知識はあるのに恥ずかしがって話さない人が多いこと
・やけに英語の誤字脱字にだけ厳しい
・英語が堪能でない人に限って「英語ができるだけではダメ」とか言う
などは、この「英語ができる人神格化現象」から来ていると思います。
そもそも、「英語ができる」って何でしょうか?
あなたは「英語ができる人」ですか?
私が留学していたアメリカや旅行で行ったヨーロッパの国々やセブ島で出会った人の中には「コンニチワ~ワタシノナマエハジョン(仮名)デス!I can speak Japanese!」みたいなことを言う人が山ほどいました。
名前しか言えないのに「日本語しゃべれる!」って言っちゃうんですよ。日本人の感覚からすると、嘘つきにすら見えちゃいそうですよね。
でも、そうやって「日本語しゃべれるよ!」って言っている本人たちは本当に自分がしゃべれると思っているわけで、嘘をついているわけでも何でもありません。
世界的にみると、1ヶ国語しか話さない人より、2ヶ国語以上話す人の数の方が多いのです。そんな中で、言語が「できる」というのにもレベルがあって、上記ジョンさんのような人から、数ヶ国語が同等にペラペラなマルチリンガルまで色々存在します。昨年9月に訪れたフィリピン(公用語がフィリピン語と英語)でも、出会う人の英語レベルは色々でしたし、スカイプ英会話の先生たちの英語レベルも色々でした。
だから、日本人の皆さん、宣言しちゃいましょう。「私は英語ができます!!」って。
帰国子女や外国人の親を持つ人のように滑らかに英語を話すことができなくたって、あなたは「英語ができる」のです。だってみんな、「Hi! I’m Mika.」ぐらい言えますよね?だったら英語ができるって言っていいんです!!!
自分が「英語ができる」って認識すれば、
・子どもへの英語教育に熱心「すぎる」こともなくなり、
・発音や間違いを気にすることが減って積極的に英語を話すようにもなり、
・英語の誤字脱字を見ても、「あ、間違っちゃったのね~」と軽く思えるようになり、
・「英語ができるだけではダメ」を劣等感から発するのではなく、自分と社会の向上のために発することができるようになる
のではないかと思います!!
「英語ができる人神格化現象を止めたい」
日本人みんなが「私は英語ができる!」って言えるように社会全体の認識を変えていきたいです。私ができることは、社会を変える!みたいな大きなことではないのですが、私の周りの人たちの認識をまずは変化させられるように働きかけたいなと思っています。その方が楽しいと思うから!
「英語ができる」を神格化することは、日本が国際社会に積極的に参加する妨げにもなりえると思っています。良くないです。
今日の記事は最近注目しているマルチリンガルよこいりょうこさんのブログ記事を読んで私も意見を述べたくなって書きました。
「バイリンガルは当たり前」(よこいりょうこさんのブログ記事)
フランス語はやったのに忘れちゃったし、中国語は中国人に「発音のセンスがない」と言われた私。笑 5ヶ国語とか尊敬します!!!よこいりょうこさんのブログはリアルな海外情報も豊富でおすすめです♪
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