インターネット関連業の私が今考えていること。

たくさんの人が職を失い、たくさんの会社が潰れ、大変な事態。
そんな中、ご存知の通り、リモートワーク推進や事業のオンライン化により
インターネット関連の仕事は急速に需要が高まっている状態です。
私自身の会社に対するお問合せの数もいつもの5倍ぐらい。

 

仕事が充実しまくって喜びいっぱいか、と聞かれると、
ある意味そうなのですが、一方いつもより不安だと感じることも断然多いです。
なぜなら、日毎にルールが激変する世界で戦わねばならないからです。

 

今日はできますと言ったことが、明日は同じ形で提供できなくなるかもしれない。

今求められていると思って出したものが、数時間後には不要になっているかもしれない。

昼夜問わず働いて準備したことが、翌朝機能しなくなっているかもしれない。

 

「日毎にルールが激変」についてはどの業界でも少なからずあると思いますが、
特にインターネットの世界はその変化のペースが速い。
今までには感じたことがない速さで激変しています。

 

こういう激変する世界の中で仕事をしているから、自分がその変化についていけなくなったら、
普通に仕事がなくなるだろうな、という危機感みたいなものはあります。
この危機感は以前から持っていたのだけれど、一層強まりました。

 

そんな日々の中で、インターネット関連業の、少なくとも私の身の回りの仲間たちの中には
「今こそ自分たちがみんなを救わなければ」という思いが共通していて、
普段の何倍も働いている人が多いです。ただ、自分たちが死んだら元も子もないので、
継続的に世界の役に立てるバランスを見極めながら進んでいる状態です。

 

私自身が今、激務でもパニックになることなく冷静に仕事に向き合えているのには
2つの重要な要因があると思っていて、それをご紹介します。

 

1つ目は、仲間です:
毎日Zoomで顔を合わせ、slackでチャットをし、
前向きに世界を良くしようとしている仲間の存在を感じることで、頑張れる。
ありがとう、ごめんね、助かる!そんな言葉を交わすことができなくなったら、
今ほど頑張れないと思います。

 

2つ目は、ビジョン/ミッションです:
私自身のビジョン・ミッションに沿う仕事ができている、
それを仲間たちとも共有できていることがいざというときの強さになります。
自分にとってやりにくい仕事や難しい判断があるときも、どういう世界を見たいんだっけ?
自分は何をしたいんだっけ?と立ち返ることで何とか乗り越えられます。

 

実は今週は、難しい判断について悩みに悩んで、
夢にまでお客さんが出てきて、「もう嫌だーー」って100回は言った。笑

でもビジョン・ミッションを思い出して思い切ってそのお客さんに向き合ったところ、
そもそもその判断が必要なくなり第3の方法を採ることになるというミラクルが起きました。

 

一安心したのですが、これからも同じようなor今回以上の難しい局面が出てくることは多々あるだろう
という予測もできているので、自分自身が学び・成長し続けることは必須だと感じています。

上記の「難しい判断」も、私にとっては難しかったですが
経験が多くある人にとっては難なく通り過ぎられることだったのだと思います。

そう考えると、激変する・激動の業界に身をおけているというのは、
チャレンジも増える分大きく成長できる機会も多いと捉えられるので、結局ラッキーですね。

そんな最近です。

みんなが安心して生きられる世界に少しでも近づけたい。

(記事2020年4月4日、再編集:2020年7月9日)

 

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執筆者:MIKA TANAKA